2025年11月30日(日)
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米ブラックフライデー売上高、前年より伸び加速-個人消費の堅調示唆 日経
今年の米ブラックフライデー(感謝祭翌日)の売り上げが前年に比べて加速したことが、主要なデータ提供会社の集計で明らかになった。根強い景気懸念にもかかわらず、個人消費が堅調を維持していることが示唆された。
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白血病治療にiPS細胞活用、京大が27年にも治験 「ドナー探し」短縮 日経
京都大学はiPS細胞を活用した新たな白血病の治療法の臨床試験(治験)を2027年にも始める。条件を満たした健康な人の細胞をもとにあらかじめ作ったiPS細胞を使う。
従来の移植治療で必要となる提供者(ドナー)を探す時間を省ける。安全性や有効性などを確かめ、早期の実用化を目指す
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アルツハイマー病、安価な治療薬につながる標的発見 理化学研究所 日経
理化学研究所などはアルツハイマー型認知症の原因とされる物質の分解に関わるたんぱく質を突き止めた。この病気になるマウスにたんぱく質を刺激する薬剤を投与し、効果を確かめた。比較的安価な治療薬の開発につながるという
2025年12月01日(月)
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朝日生命が初の海外M&A、金利上昇で投資余力 ソニーFGも検討 日経
朝日生命保険が初の海外M&A(合併・買収)に乗り出す。ベトナムのMVI生命を300億円弱で買収する。生保や銀行を傘下に持つソニーフィナンシャルグループ(FG)も海外で買収を検討する。金利上昇で国内の稼ぐ力が回復し、高まった投資余力を成長が見込める海外市場の開拓に振り向ける。
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量子計算機、製造費安い「半導体方式」浮上 日本の新興が実機投入へ 日経
様々な方式が開発を競う量子コンピューターの中で「半導体方式」と呼ばれるマシンがにわかに存在感を高めている。シリコン半導体と共通する技術で量子ビットを形成でき、制御回路を含めたワンチップ化も視野に入る。
超電導方式のような大型の冷却装置が不要で、製造コストも抑えられる。量子コンピューター関連事業を手がけるblueqat(ブルーキャット、東京・渋谷)が2026年の商用機投入を計画
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京都の金融機関、総合力で顧客を支援 M&A仲介・脱炭素後押し 日経
京都の地域金融機関がM&A(合併・買収)仲介、脱炭素支援、海外販路開拓といったサービスを拡充している。金利上昇という追い風の中、専門子会社の設立などによって金融グループとしての総合力を高め、顧客企業の支援を強化する。
2025年12月02日(火)
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村田製作所、「AI銘柄」支える福井の工場 5年で技術者1000人増 日経
村田製作所が人工知能(AI)関連銘柄として市場の注目を集めている。発端は10月末に日米政府が発表した「共同ファクトシート」で村田製がAIインフラの整備に向けて電子部品を提供することが明らかになったことだ。
世界シェア4割を握る積層セラミックコンデンサー(MLCC)はAI時代の最先端サーバーに欠かせない。
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電柱撮影ゲーム「ピクトレ」でツル・ツタ対策 早期発見して伐採 日経
送配電会社の東京電力パワーグリッド(PG)は、電柱をスマートフォンで撮影してポイントを集めるゲームアプリ「ピクトレ」の実証試験を関東周辺で重ねている。
千葉県のイベントでは、ツルやツタが巻きついた電柱をゲーム参加者の写真で把握し、実際の伐採作業にも生かした。市民が楽しみながらインフラの保守管理に協力する仕組みづくりが進んでいる。
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エヌビディア、シノプシス株を20億ドル取得-戦略的提携を発表 日経
米エヌビディアは、より広範なエンジニアリングおよび設計分野での提携の一環として、半導体設計支援ソフトウエア大手の米シノプシスの株式を20億ドル(約3100億円)相当取得した。
2025年12月03日(水)
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南海プライウッド、高付加価値の合板で海外攻勢 「27年売上高4割に」 日経
国内で収納材を手がける南海プライウッドが海外の合板事業を強化している。このほど価値の高い合板を扱うフランス企業を買収した。国内住宅市場は人口減で拡大が見込みにくい。
丸山徹社長は「海外に出なければ成長は見込めない」と話す。世界に販路を広げ、売上高に占める海外割合を2027年3月期に足元の1割から4割に引き上げる
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中国の「空飛ぶ大型トラック」が初飛行 地域またぐ物資輸送に 日経
ハルビン聯合飛機科技が開発・製造した大型タンデムローター式無人ヘリコプター「鉑影T1400」が、ホバリング、航路飛行、精密着陸など一連の飛行動作を完了した。
科技日報が伝えた。この「空飛ぶ大型トラック」は、大積載量、高高度性能、全地形対応、そして超低コストといった特徴を備える。
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テスラの中国製EV販売、11月は前年比9.9%増 前月比41%増 日経
米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O)の11月の中国製EVの販売台数は前年同月比9.9%増と、過去14カ月で最大の伸びを記録した。前月比でも41.0%増加した。
2025年12月04日(木)
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TikTok、ブラジルに中南米初のデータセンター建設へ-投資額5兆円超 日経
TikTokはデータセンター開発会社オムニアおよびブラジル有数の再生可能エネルギー供給企業Casa dos Ventosと提携し、北東部セアラ州でデータセンター事業を進める。
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AIの米アンソロピック、2026年にも株式上場を計画 FT報道 日経
米人工知能(AI)開発のアンソロピックが新規株式公開(IPO)の準備を進めていると報じた。企業価値の評価額を3000億ドル(約47兆円)以上と見積もり、早ければ2026年にも申請する可能性があるという。
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三菱UFJ、MMF10年ぶり販売 普通預金より高利回りでマネー呼び込み 日経
短期国債を中心に運用するマネー・マネージメント・ファンド(MMF)を10年ぶりに復活させる。金利上昇で投資家の需要が見込めると判断した。デジタル技術も活用し、投資家の裾野を広げる
2025年12月05日(金)
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ダイキン、設備故障の前兆を振動センサーで検知 新興SETLaと開発 日経
化学プラントの装置の異常を、亀裂やゆがみで生じる微弱な振動の変化で診断する「アコースティック・エミッション(AE)」という技術に注目が集まり始めた。
新興企業のSETLa(セトラ、大阪市)はダイキン工業と、化学工場でも使えるセンサーを共同開発。ダイキンの工場への導入を皮切りに、まずは年間100台の販売を目指す。
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みずほ証券、投資信託新商品で1700億円設定 日経
みずほ証券が単独販売する「ティー・ロウ・プライス キャピタル・アプリシエーション・ファンドBコース(為替ヘッジなし)」の当初設定額は1715億円となった。
6月設定の「(早期償還条項付)野村ハイベータ日本株2506」の1524億円を上回り、2025年に新規設定された国内公募投資信託では最高額
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メタ株一時6%高、超知能シフトでメタバースに大なた 予算30%削減 日経
メタは米オープンAIや米グーグルに対抗するために人工知能(AI)への投資と開発者引き抜きを進めている。収益化に向けた道筋が見えないメタバース事業を縮小し、人間の頭脳をしのぐAIを指す「超知能」開発シフトを進める可能性がある
2025年12月06日(土)
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東証のスタンダード改革、長期戦を覚悟 寄せ集めゆえに難度高く 日経
成長企業が集うグロース市場の上場維持基準引き上げを決めた直後とあって市場の期待が高まるなか、議論の出だしから大胆な改革には暗雲が垂れ込めている。
東証は早くも長期戦を覚悟し始めた。国内の大手証券にはスタンダード改革について企業から問い合わせが相次ぐ。
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株高で消費増「1.5兆円」、松屋は宝飾品2倍 フェラーリ販売過去最高 日経
日経平均株価が5万円の大台を突破し、株高による資産効果を受けて高額消費が盛り上がりを見せている。松屋では11月の宝飾売上高が前年同月比約2.5倍に増加したほか、イタリアの高級車メーカー、フェラーリの11月の新車販売台数は過去最高を更新した。
株高で1兆5000億円の消費増が見込まれるとの試算もあり、個人消費をけん引する。
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テスラ、日本全国にEV充電網 27年に4割増の1000口 日経
米テスラは電気自動車(EV)の充電網を全国に広げる。現在の約700口から2027年に4割増の1000口以上に増やす。
首都圏中心だったが、地方都市でも充電できるようにする。テスラは独自規格で、日本独自の急速充電器は使えない。世界でもテスラ車の販売が好調な日本で充電網を整備し、シェア拡大につなげる。
なぜ、良いニュースをメモするか?(個人メモ)
「発想や企画というと、白紙の状態からウンウン唸るような感じがするが」
「自分が面白いと思ったことを思い出す、あるいは『記憶』に引っかかっていたことを拾い上げるという行為」
引用元:企画脳(秋元康)