2025年09月07日(日)
-
肥満症治療、新薬で選択肢増 手術も含めて最適な治療を 日経
デンマークのノボノルディスクの「ウゴービ」や米イーライ・リリーの「ゼップバウンド」といった高い体重減少効果が期待できる新薬の登場で、肥満症治療の選択肢は一気に広がった。
これまで、確実な減量効果を得るためには手術一択の状況だったが、患者のニーズに合わせた選択ができるようになり、外科療法の位置づけも変わりつつある。
-
発電だけじゃないペロブスカイト 高性能センサーやディスプレーにも 日経
次世代の太陽電池であるペロブスカイト太陽電池の技術を高性能の光センサーやディスプレーに使う発光素子として応用する研究が進んでいる。早稲田大学の研究チームは物体表面の形状を細かく把握できるセンサー向けのペロブスカイト結晶を開発した。
-
アイシン、車部品「全方位」でトヨタ頼み脱却 BMWやスズキに供給 日経
トヨタ自動車系部品メーカーとして売上高4兆8000億円を超える巨大企業に成長しました。自動車部品約1万5000品目をつくり、駆動系を中心に幅広に部品を取りそろえてきたアイシン。
ガソリン車から電気自動車(EV)などあらゆる車種で、駆動部品の製造を丸ごと請け負うマルチな「メガ」サプライヤーへの脱皮を進める。
2025年09月08日(月)
-
新型コロナ「万能」ワクチンへ一歩、熊本大など新たな免疫反応発見 日経
熊本大学の本園千尋准教授や東海大学、富山大学、近畿大学の研究チームは、新型コロナウイルスの様々な変異型に対応する強力な免疫細胞と、それを誘導する分子の特定に成功した。
この反応は生体内で長期間維持されるという。新たな変異型の流行に対応できる新規ワクチンの開発につながる可能性があるという
-
通関作業をAIが7割削減 貿易DXのシッピオが新システム 日経
貿易業務のデジタル化システムを手がけるShippio(シッピオ、東京・港)は、輸入貨物の税関申告を請け負う通関士の作業を人工知能(AI)が効率化するシステムを8日に発売する。
-
VWとBMW、新型EVを初公開 電動「ポロ」は430万円 日経
VW乗用車ブランドで人気の小型車「ポロ」のEV版は2万5000ユーロ(約430万円)で販売する。独BMWも新型EV群の初モデルを発表した
2025年09月09日(火)
-
DHC、看板ブランド18年ぶり刷新 オリーブ発酵液配合し10月発売 日経
ビタミンCより高い抗酸化力を持ち、肌の老化予防や弾力向上に役立つという独自開発の新成分「オリーブ発酵液」を配合する。化粧品の成分目当てで買う「成分指名買い」ブームが広がる中、ブランド価値を高めて販売拡大につなげる。
-
フィットネス各社、部活動や水泳授業を受託 教員の働き方改革に商機 日経
フィットネスクラブ各社が、小中学校から部活動や水泳授業の受託を進めている。スポーツ教室運営のリーフラス(東京・渋谷)は、3年後をめどに部活動の受託事業を売り上げの半分まで伸ばす計画だ。
ルネサンスは水泳授業の受託が133校と2024年度比で5割増えた。各社は教員の働き方見直し需要を捉え、新たな収益源を開拓する
-
三菱重工業、放射線防護テント「小型で運びやすく」 原発周辺施設に 日経
原子力発電所の事故発生時に放射性物質の侵入を防ぐ小型屋内テントの商品化に着手した。設置先の施設の広さや形状に合わせ、複数のテントを接続して使用する。
施設ごとに設計する「オーダーメード型」に比べて運搬しやすく、導入費用も半分程度に収まるという。2025年度中に自治体への納入を始める
2025年09月10日(水)
-
NY金最高値、初の3700ドル台 米利下げ観測が後押し 日経
国際指標となるニューヨーク先物(中心限月)は9日、一時前日比37.8ドル(1%)高い1トロイオンス3715.2ドルまで上昇し、初めて3700ドル台に達した。
-
警備業向けソフトのstraya、施設警備にも年内対応 8400万円調達 日経
警備業界向けの業務支援サービス「KUMOCAN(クモカン)」を手掛けるスタートアップのstraya(ストラーヤ、東京・新宿)は、2025年中に対応する警備業務に施設警備を加える。
プロダクト開発の強化などに充てるため、ベンチャーキャピタル(VC)のDNXベンチャーズなどから第三者割当増資で8400万円を調達した。
-
企業ブランド力、ヤマト運輸が3年連続首位 25年版調査 日経
総合評価ではヤマト運輸が3年連続の首位となった。物価高で個人消費が落ち込む中でも、インターネット通販などを支える身近な生活インフラとして高い評価を得た。2位のパナソニックはとりわけ美容家電で若い女性層から支持を集めた。
2025年09月11日(木)
-
オラクル会長、マスク氏抜き世界一の富豪に 株価33年ぶり上昇幅 日経
人工知能(AI)向けクラウド事業が急成長する見通しを示し、オラクルの株価が33年ぶりの上昇幅を記録した。トランプ米大統領の構想に乗って、積極的にAI事業を広げる戦略が好感された。
-
家具「LOWYA」のベガコーポ、3Dアプリで若年層ファン増加 日経
家具のインターネット販売サイト「LOWYA(ロウヤ)」を手掛けるベガコーポレーションは、自社開発したアプリで20代を中心に若年層のファンを増やしている。
アプリを使って3次元(3D)の室内にロウヤの家具を配置して、お気に入りのインテリアに囲まれた空間を具体的にイメージできる。アプリ経由での販売増や業容拡大も狙う。
-
台湾株最高値、ETF2本が東証初上場 カギはTSMC 日経
10日の台湾株式市場では主要指数の台湾加権指数が最高値を更新し、初めて2万5000の大台に乗せた。9月中旬、東京証券取引所に2本の台湾ハイテク関連の株指数に連動する上場投資信託(ETF)が上場し、国内投資家にとって台湾株がより身近なものになる。
今後も台湾株の上昇は続くのか。時価総額で約4割を占める巨人、半導体受託製造の台湾積体電路製造(TSMC)の動向にかかっている
2025年09月12日(金)
-
OpenAIとエヌビディア、数十億ドル規模の英データセンター計画発表へ 日経
対話型人工知能(AI)のChatGPTを展開する米OpenAIと、AI半導体で世界をリードする米エヌビディアのトップは来週、トランプ米大統領の訪英に合わせ、英国における数十億ドル規模のデータセンター投資を発表する見通しだ
-
沢井製薬の木村元彦社長「治療アプリを新しい収益の柱に」 日経
スタートアップのCureApp(キュア・アップ)が開発した減酒治療アプリを発売した。木村元彦社長は「アプリを扱う新事業では後発薬のような価格引き下げの影響を受けにくい」として、新たな収益の柱に育てる考えを示した
-
信頼資産で金に存在感、価格は1980年のインフレ調整後ピーク超え 日経
金相場が45年前に記録したインフレ調整後のピークを上回った。米国経済の先行きに対する懸念が強まる中、3年にわたる金の上昇は、未踏の領域へとさらに突き進んでいる
2025年09月13日(土)
-
FRBは利下げ加速へ、来年1月まで4会合連続実施とモルガンSが予測修正 日経
FRBは来週開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げると広く予想されている。市場では10月と12月の追加利下げも見込まれている。
-
米国、量子計算機で民間20社支援へ 中国対抗へ新興企業にも目配り 日経
米国の量子研究はIBMやマイクロソフトといった大企業が主体だったが、新興企業も対象とする支援プロジェクトを立ち上げた。暗号解読など安全保障面で重要さを増す量子技術の開発を促し、国家ぐるみで実用化を急ぐ中国に対抗する。
-
「開示地獄」嘆く企業に金融庁配慮 非財務情報ミス免責で法改正へ 日経
非財務情報の開示内容にミスがあっても一定程度許容するルールを金融商品取引法に明記する。国際基準をふまえたサステナビリティー情報の開示が東証プライムに上場する企業を対象に2027年3月期から順次義務化されるのにあわせ、同法の改正案を26年の通常国会に提出する方針だ。
なぜ、良いニュースをメモするか?(個人メモ)
「発想や企画というと、白紙の状態からウンウン唸るような感じがするが」
「自分が面白いと思ったことを思い出す、あるいは『記憶』に引っかかっていたことを拾い上げるという行為」
引用元:企画脳(秋元康)