2025年06月15日(日)
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日本製鉄、18日にUSスチール買収完了へ 1年半の交渉劇に終止符 日経
日本製鉄は米鉄鋼大手USスチールの買収手続きを18日(米国時間)に完了する見通しだ。
買収承認に必要な「国家安全保障協定」を米政府と14日に結んだことを受けて、141億ドル(約2兆円)を投じてUSスチール株すべてを取得する。
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財務省、20日に国債市場特別参加者会合 発行計画巡り修正観測 日経
国内市場では国債の金利が上昇傾向にある。入札が以前と比べて順調ではなく、市場関係者の間では財務省が償還までの期間が10年を超える超長期債の発行額を減らすといった観測が広がる
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診療中にAI活用、医師の25% 6割超「将来AIが上回る」 日経
業種を問わず、AIを活用した業務効率化の取り組みが進んでおり、医療分野でも画像診断補助をはじめとする多様なAIサービスが登場している。また、AIが専門医と同等の診断能力を持つとの論文も多く発表されている。
2025年06月16日(月)
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テルモ、見えてきたカテーテルに続く妙薬 5年ぶりM&Aで海外攻勢 日経
カテーテルなど主力の心臓血管治療事業が好調で最高益が続いているが、足元の株価は2024年につけた最高値より約2割安い。
市場の期待値に応えるため、M&Aをテコにした医薬品の開発・製造受託(CDMO)の海外展開で成長のアクセルを踏み込む。
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パナソニックの顔認証改札機、1分間で40人通過も 普及には時間 日経
大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)が立ち止まらずに歩いたまま通過できる顔認証改札機を導入した。ICカードと同等のスピードとなる1分間40人程度の通り抜けが可能だ。
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EVバスやバン、開発に集中しすぐ投入 経済圏づくりでも奔走 日経
EVバンのフォロフライ(京都市)は2024年に数百台を出荷した。EVバスのEVモーターズ・ジャパン(北九州市)は25年に100台超を計画する。
24年の貨物とバスの国内EV保有台数は23年からほぼ倍増し、乗用車を上回る成長をみせた。若い企業が吹き込む新風が商用車市場を活性化する。
2025年06月17日(火)
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キッセイ薬品、2030年3月期末ROE8%超の中期経営計画 日経
特に得意とする低分子創薬の開発を進めるため、研究開発に総額1000億円を投じる計画だ。
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富士フイルム、画像診断の所見をAI生成 年3000万件の負担軽減 日経
画像から臓器や病気の疑いなどを読み取って文章にし、医師は確認・修正するだけでよくなる。国内で年間3000万件にのぼる執筆作業を効率化し医師の負担を軽減することで患者への診断の質の向上につなげる。
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EV・AI半導体向け素材、熱伝導率2倍に 名古屋大発新興が量産 日経
繊維状に生成する独自の形状で、従来品より熱伝導率を2倍に高めた。電気自動車(EV)や人工知能(AI)の普及で高性能化する半導体の性能劣化を防げるとみている
2025年06月18日(水)
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ホンダ、再使用型ロケットの離着陸実験に成功 国内で民間初 日経
北海道の研究拠点で実験機を約300メートルまで打ち上げた後、着陸にも成功した。
同高度まで再使用型ロケットを離着陸させた実証は国内では民間初。2029年までに宇宙と地球との境界(準軌道)に到達させる開発目標に前進した。
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データセンターと再エネ発電、一体輸出を政府支援 まずポーランドに 日経
まずゼネコン大手と通信会社が組むポーランドでの実証事業を補助し欧州市場を開拓する。世界的なニーズが見込めるとみて日本企業の国際競争力を高める。
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データセンター向けが「勝ち」 素材、25年も特需継続 日経
電子機器部材を手掛けるデクセリアルズは関連部材の生産量を2倍に増やし、フジクラや旭化成も新工場の建設や設備増強を検討している。
2025年06月19日(木)
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AIの電力爆食防げ、光信号で計算する新型素子 米MIT発新興など 日経
AIを作動させる計算を担う画像処理半導体(GPU)を、従来の電気信号の代わりに光の信号を使う素子で置き換えた。
4月に画像の解析やゲームの操作に成功したと発表した。2030年代中盤には光信号でAIを作動させる技術が普及する見通しだ。
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三菱重工、H2A最後の打ち上げ 後継H3に託す海外展開 日経
2001年の初打ち上げ以来、成功率は97.96%と世界の主要ロケットと並ぶ信頼性を実現、20年以上にわたり日本の宇宙開発をけん引した。
米スペースXが覇権を握る世界の打ち上げビジネスへの本格挑戦は後継機「H3」に託す。
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インテル、新たな幹部3人を起用-AI向け半導体で巻き返しへ 日経
大きな課題は人工知能(AI)向け半導体の刷新だ。インテルのAI向け半導体はエヌビディアに対抗できていない。
かつて半導体業界を席巻していたインテルは、AIコンピューティングという急成長市場からエヌビディアが恩恵を受ける中、傍観を余儀なくされている。
2025年06月20日(金)
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ダイワボウHD、最大80億円の自社株買い 発行済みの4.67% 日経
3カ年の中期経営計画のなかで、純利益に占める配当と自社株買いの比率を示す総還元性向を60%以上とする目標を掲げている。
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インドのエアコン市場、日本超え世界2位 ダイキン新工場で首位固め 日経
インドのエアコン市場規模が2024年に1194万台と、初めて日本(1018万台)を超え、中国に次ぐ世界2位になった。
5年前は日本の半分程度の規模だったが、経済成長にあわせてエアコンが急速に普及した。家庭向けでシェア首位のダイキン工業は2030年をめどに新工場建設を検討しており、メーカー各社も需要の取り込みを急ぐ。
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CATLが電池交換で狙う中国EV覇権 vs超急速充電、勝算は?3分解説 日経
中国車載電池の世界最大手、寧徳時代新能源科技(CATL)が電池交換市場の覇権を握ろうと動き出しています。
電池交換を手掛ける電気自動車(EV)新興メーカー、上海蔚来汽車(NIO)の傘下企業の買収へ交渉していると報じられました。一方で比亜迪(BYD)は5分で充電できる技術を開発しました。
2025年06月21日(土)
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NVIDIA、AIサーバー生産にヒト型ロボの初導入検討 ロイター報道 日経
人工知能(AI)サーバーの生産にヒト型ロボットの導入を検討していると報じた。生産を委託する鴻海(ホンハイ)精密工業と協議している。
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日英伊の次期戦闘機、開発合弁を設立 社名は「エッジウィング」 日経
2035年に合弁で開発した戦闘機を配備する目標だ。
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三菱商事、米で太陽光発電能力2.6倍 部材の現地調達で関税影響抑制 日経
三菱商事は総事業費5500億円をかけて2028年までに発電能力を2.6倍にする。米国は大規模開発の余地が大きく、風力に比べて部材の現地調達もしやすい。
トランプ政権下でも税控除による太陽光の設置支援が続いており、伊藤忠商事やソフトバンクグループも事業を拡大している。
なぜ、良いニュースをメモするか?(個人メモ)
「発想や企画というと、白紙の状態からウンウン唸るような感じがするが」
「自分が面白いと思ったことを思い出す、あるいは『記憶』に引っかかっていたことを拾い上げるという行為」
引用元:企画脳(秋元康)